2016年4月19日火曜日

「接着剤」の安全性ついて

この度の熊本地方で発生した地震で
犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、心よりお悔やみを申し上げますとともに
被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。
テレビを見ていても数分おきに表示される地震速報を見て
せめて余震が収まり、被害が最小になりますことを祈るばかりです。


---------------------------------------------------------------------------------------------------------
「接着剤」の安全性について

これまでは壁紙「ビニル壁紙」「紙製壁紙」、その下地になる壁 「石膏ボード壁・コンクリート壁」についてお伝えしましたが

今回はその「壁紙」に使用される「接着剤」に関して少しお話します。

35年程前から都市部でのマンションや団地が宅地建物の主流となってからは

内壁の多くは石膏ボードを下地として壁紙(クロス)が貼られるようになりました。

それまで日本の住宅の壁は漆喰や珪藻土などの自然素材の塗り壁が多く、通気性がある構造になっていましたが
(ただし、冬は冷たい空気が入ってくるため寒さが厳しかったようです)

現在は気密・断熱性が向上し住環境の快適さを重視した構造に変わっていきました。

そのため空気や湿気もこもりやすくなり、壁紙を貼る際や壁紙にフックをとりつける際に使用される

接着剤の成分が気になる…という方もいらっしゃると思います。

当社のくりぴたフック壁紙用のパッケージ裏面にこのような表示があります。



「F☆☆☆☆」(エフフォースターといいます)

見慣れない言葉ですがこの意味について簡単に説明します。

現在ではよく知られているシックハウス症候群に「ホルムアルデヒド」という原因物質があります。

様々な建築資材に含まれていることがあり、空気中に発散されますが

この「F☆☆☆☆」はホルムアルデヒドの発散量を星の数(2~4)でわかるようにしたもので

F☆☆☆☆は発散量が極めて少ない(5μg/㎡h 以下)材料であることを表しており

☆☆☆☆以外は使用する面積が制限されますので、施工する際には注意が必要です。

弊社のくりぴたフックに使用する接着剤はノンホルムアルデヒド製品として

日本粘着工業会の基準でF☆☆☆☆に登録されています。

またその他にも建材等から放散される4VOC(トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン)も使用しておりませんので

4VOC基準適合製品としても登録されています。

また、最近ではビニル壁紙にも健康面を考慮したもの

例えば、マイナスイオンを発生させたり

空気中のホルムアルデヒドを吸着して無害な物質に分解する壁紙・消臭機能のある壁紙も

たくさん商品化されているようです。

(詳しくは壁紙メーカーさんへお問い合わせください。<(_ _)>)


最後に...

健康面を気にされている方にとって

一番簡単で即効性のあるものが「換気」と言われています。

気になられる方はこまめにお部屋の換気をされ、悪影響の有る物質をお部屋に溜めないことをお勧め致します(^^)

今回は少し難しいお話になりましたが

私たちの日々の生活にも関係のあることですので、このブログを通して少しでも知っていただければと思います。

本日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。m(_ _)m


.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:
清和産業ホームページはこちら
くりぴたフック壁紙用ページはこちら
.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:
その他にも多数商品がございます!

清和SHOPはこちら
清和SHOP楽天市場店はこちら
Amazonはこちら
清和SHOPポンパレモール店はこちら
Facebookはこちら

0 件のコメント:

コメントを投稿